2016年4月29日金曜日

美味しい基準は美味しい記憶

こんばんは!
ヒロリンこと廣瀬真紀子です
いつも応援ありがとうございます(^^)

今日は吹雪になりましたが、ご注文いただいてる野菜を納品できてよかったです

お陰さまで私の農園ファットリア リッコの野菜を
美味しいと言っていただけるのは本当にうれしいと思っています

ところで美味しい基準ってなんですか?
甘さ?香り?色?形?
人それぞれ基準や好みが違いますね

私が目指す美味しい野菜は
『ばあちゃんが食べさせてくれた、ばあちゃんが育てたトマト』です

ばあちゃんは私を可愛がってくれて、毎年、大きなトマトを食べさせてくれました
ばあちゃんが育てて、もいだその場で食べるトマト...
毎年毎年、感動する美味しさが今も記憶に残っていて、
その味が私の美味しさの基準になりました

形は不格好でも、皮がしっかりしていて、
種が少なく、噛み応えがある果肉
噛むごとに口と鼻の中に溢れる香り
酸っぱさと青臭さがあるのに、うまみ十分の味

これはトマトに限らず、どの野菜にも共通の基準です

一口目のインパクトと、後味の良さが次の一口への欲求を掻き立てる野菜

そんな野菜を育てる事を目指しています
だから野菜の種選びはとても大事にしています
選ぶのは私の欲求を満たしてくれそうな固定種か在来種の種です
固定種や在来種は昔ながらの品種が多いですね
病気に弱かったり、美味しくないと言われがちなこれらですが
本当にそうだろうか?
この子たちのポテンシャルを引き出す育て方をしてないんじゃないの?
そう思って育てたら、ファットリア リッコの野菜を
美味しいと言っていただけるようになりました

野菜が持つ本来の味を求めて育てると
一般的な化学肥料も農薬も要らない事がわかったし
更に美味しくなっていくんだと確信があるんですね
自分の納得できる育て方で、自分の基準を満たす野菜を求めていくでしょう

悔しいのは技術も経験も知識も全く足りないこと
焦る気持ちを抑えながら目の前の作業をするしかないでしょうね

美味しい基準、お持ちですか?
どうか意識してみてください
食べることがもっと豊かになるかもしれませんよ?

最後まで呼んでくださって、ありがとうございます(^ー^)
ばあちゃんはきゅうりも育ててました
私は、ばあちゃんのきゅうりじゃないと、きゅうりが食べられない子供でした

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